JASMINEて何?

Nano-JASMINE

JASMINE基本仕様

JASMINEデザインの変遷

どんな技術が要るの?

JASMINEプロジェクトのシステム要件は、以下のようにまとめられます。

このうち、検出器の問題は、赤外線天文学に共通します。一方星の位置を決定するための方法は、位置天文学に共通する問題です。

JASMINEは、CCD機能を持った赤外線検出器を使った観測を予定しています。 天体観測にはTDI モードと呼ばれる特殊な動作が出来るCCDが適していますが、現在赤外線でTDI モードを使える検出器はありません。 TDIとは、電荷を衛星の回転速度と同じ速度に合わせて移動しながら観測することで、ダイナミックレンジをあげ、読み出しなどに伴う誤差を減少させる技術です。 通常のCCD検出器は、TDI動作はしますが1μm付近では量子効率は極端に低くなってしまいます。 現在、すばる望遠鏡の主焦点検出器のために開発途上の完全空乏型裏面照射CCD検出器は、通常のCCDのようにモノリシックなシリコン基板で作られますが、特殊なシリコン基板を使用することにより、可視光から1μm 付近まで感度を持ちます。 zバンドの観測にも適した、この新しいタイプのCCDの開発は、プロトタイプによる実験も進み、順調に開発が進んでいます。 JASMINEでも、この検出器の利用を検討しています。

また、反射望遠鏡にも出来るだけ大きな鏡を使いたいのですが、人工衛星で打ち上げるには重さの制限があります。 そこで、超軽量の鏡の開発が必要です。 今後、位置天文学だけでなく多くのスペース天文学の計画があります。 軽量鏡の開発は、それらの分野で共通する課題です。 NGSTでは、アメリカのミラーラボがかなり大きな軽量鏡の開発に成功しています。

姿勢制御、データ伝送の問題も、スペース共通の問題です。